[開催報告]12月4日 企業主導型両親学級「子どもの心を感じる子育て」

一般社団法人ボディセンス・インスティテュートは、コロナ禍での妊娠出産に不安を抱える妊産婦とその家族向けに、マタニティ&産後ケアサービス『企業主導型 両親学級』の第7回を、2022年12月4日に開催しました。

子どもの心を感じる子育てとは

今回の特別講師は、一般社団法人ボディセンス・インスティテュート 代表理事 高橋由紀。子どもの心を感じる子育て・パパとママが仲良しでいるために」というテーマでお話しましたので、一部を紹介します。

赤ちゃんが泣いた時、「抱っこしてほしい」と言っているのか、「お腹が空いた」と言っているのか、「眠たい」なのか「寂しい」なのか、どうやって感じていますか?心はどこにあるんでしょうか?
私がお伝えしているベビーヨガで一番大切にしているのは「赤ちゃんの心を感じること」です。

情報が溢れる今、良い子育て方法や様々な便利なグッズなど、色んな良い情報はたくさん溢れていますが、子育てにおいて一番大事なのは赤ちゃんの心を感じることです。大人は子どもをお教室に入れて何かを習わせたり学ばせようとしますが、本当に学ばなければいけないのは、赤ちゃん・子どもと接している大人の方で、子どもに何か教える前に、子どもが何を感じているのか、要求しているのかを感じることの方がとても大切です。

全ての人との信頼関係の土台は、母子愛着関係から始まる

お腹が空いた、眠い、暑い、寒いなどの不快の表現として赤ちゃんは泣くという手段を取ります。それを取り除き解消することが赤ちゃんの情緒や心を育むことに繋がります。その経験こそが「快・不快」の表現から、どんどん複雑な感情表現へと精神発達していくことに繋がります。

そして、赤ちゃんが発する「不快」を理解し、それを取り除き解消することを繰り返して信頼関係が育まれます。特に乳児期にお母さんと子どもの間で結ばれた信頼関係「母子愛着関係」が、全ての人間関係の土台になって、人を信頼したり、人と仲良くなったり、人と人との社会性を育む土台になります。我が子の一生の幸せのために、親ができる一番の役割は、その土台を築くことです。

非言語コミュニケーション・非認知コミュニケーションを育むことは、能力開花に効果をもたらす

では心はどうやって感じるのかというと、非言語コミュニケーションを通して、心だったり人となり、人柄を感じ取っています。話している言葉よりも表情や身振り手振り、おかれている環境など、様々なものから相手は多くのものを受け取っています。実は言語の情報よりも非言語情報から多くの情報を得ているという研究結果もあります。これは、子どもが大きくなっても、お父さんやお母さんが仕事をする上でも重要です。子どもにとっては、非言語コミュニケーション・非認知コミュニケーションを育むことは、能力開花に効果をもたらすとわかっています。

言葉でない表情やジェスチャーで気持ちを伝えるのは中々難しいですよね。それを赤ちゃんは毎日やっているということを感じてみてください。赤ちゃんの立場になってみないと赤ちゃんの気持ちはわからない。大人は簡単に言葉で気持ちを伝えたりできますが、赤ちゃんはそれができないから、泣いたり、表情、身振り手振りで一生懸命、お父さんやお母さんに自分の気持ちを伝えているんです。そう思って毎日何を考えているのかを考える訓練が大切です。

参加者アンケート「企業主導型両親学級を友人に薦めたい理由」

・1年通して参加して、心が凄く安定した子に育ったと思う。家で教わったことを実践していたらとても安定した。

・コロナ禍で両親学級が母親学級になり、診療・検診に母しか行けないので、このように両親で参加できるのが嬉しいです。

・横のつながりが少ないので友人に勧めたい。父親が育児を学ぶ機会が少ないから

・ベビーマッサージについて興味があり、とても良かった。家でも簡単にできるものばかりだった。

・いざ参加すると本当に知らないことばかりで目からウロコです。

・色々なことがためになる

・ためになったので良かったので、他の方にもお勧めしたいと思いました。

・抱き方やマッサージ方法が知れたので薦めたいと思った。スタッフさんが助けてくれるので有難い。

・ふれあい遊びやマッサージなど楽しく取り組める内容

・赤ちゃんとのふれあいを教えてもらえる場所がなかなかないので本当に有難いです!パパとの関りも少なくなっていましたが少しずつ増やしていきたいと思います!

・素晴らしい講師による充実したコンテンツをしかも無料で受けられるから

・とてもためになる

・産後の不安がやわらぐ

参加者アンケート「ご一緒に参加された方の感想」

パパ「周りのパパを見て刺激になった」

パパ「旦那と参加し、楽しんで参加していた。子どもが生まれたら役に立つと思った」

パパ「コミュニケーションをとること自体久々でした」

パパ「抱っこの方法などしたことがなかった方法を教えていただけたので良かった」

パパ「貴重なお話が聞けて良かった」

パパ「マッサージを初めて習ったので、実践していきたい」

パパ「勉強になりました」

パパ「良かったです」

参加者アンケート「感想・メッセージ」

・1年間ありがとうございました。毎回とても楽しかったです!高岡でも是非お願いします!

・パパの刺激になればと思っていたので参加してみて良かったです。ありがとうございました。

・オキシトシンの話しが聞けて良かったです!ありがとうございました!砺波市から来ました!呉西でも是非!!

・各市町村で開催してほしい。

・今日は素敵な時間をありがとうございました。次は我が子が生まれてからまた参加したいです!

・機会があってよかったです。また参加したいです。

・とても楽しかったです。

・いつもありがとうございます

▼開催概要

[日 時]12月4日(日)11:00~12:30
[会 場]明治安田生命 富山支社 B1階ホール(富山市宝町1-3-10)
[対 象]妊娠4ヶ月~10ヶ月までの妊婦さんとご家族、生後2ヶ月~1歳くらいまでの赤ちゃんと保護者
[定 員]20組
[参加費]無料
[内 容]
前半「妊娠中・産後の養生法、赤ちゃんの抱き方とセルフケア」
講師:Roots of Life TOYAMA 専属インストラクター 曳田彩加
後半「子どもの心を感じる子育て・パパとママが仲良しでいるために」
特別講師:一般社団法人ボディセンス・インスティテュート 代表理事 高橋由紀

両親学級

開催の背景・目的

一般社団法人ボディセンス・インスティテュートは、これまで産前産後マタニティヨガやベビーヨガ、赤ちゃんのやわらか抱き方講座、ベビーヨガセラピーなどのプログラムを通して、妊娠中から産後のママと赤ちゃんの心と身体のケアに携わって参りました。

そんな中、近年のコロナウイルス感染拡大に伴い、子育て支援センターの閉鎖や、行政施設・病院でのパパママセミナーやマタニティクラスの中止が増えました。ただでさえ初めての妊娠・出産はわからないことだらけで不安や負担が大きく、産後鬱病になる確率は約10%と言われ、社会問題となっています。

”産後鬱”や”孤育て”を防ぐため、産前教育を広く行き渡らせること、産後の負担を軽減させる知識の提供、パパにも積極的に参加していただき育児への参加を促すこと、相談できる交友関係やアドバイスをもらえる専門家との出会いを創出するなど、地域の子育てを応援するべく、民間主体となって誰でも参加できる無料のイベントを行うことといたしました。各家庭や行政だけではなく、地域全体で子どもを育てていくという風土の醸成のため地域の企業を巻き込み活動を広げていきます。

会社概要

会社名:一般社団法人ボディセンス・インスティテュート
代表者:代表理事 高橋由紀
所在地:富山県富山市永楽町 2-7
TEL:050-5358-5837
URL:https://bodysence.jp
E-Mail:mail@bodysence.jp
事業内容:子育て支援者研修及びボディワーカー・ヨガインストラクター育成事業/講師派遣

本プロジェクトの協賛企業・後援

特別協賛:明治安田生命保険相互会社・株式会社リッチェル
一般協賛:クラデュース株式会社・サクラパックス株式会社・株式会社ジャパン・フラワー・コー
ポレーション・トヨタモビリティ富山 G スクエア五福店・日本海ガス絆ホールディングス株式会社・
農林中央金庫富山支店・有限会社引網香月堂・北陸ポートサービス株式会社・前田薬品工業株式会社・
株式会社ママスキー・レポラ(敬称略・社名カナ順)
後援:富山県・富山市・はっぴーママ富山版

本件に関するお問い合わせ

会社名:一般社団法人ボディセンス・インスティテュート
代表者:代表理事 高橋由紀
店名:Roots of Life(ルーツオブライフ)
所在地:富山県富山市黒瀬北町 2-1-2 D-BASE2 階
TEL:050-5358-5837
URL:https://bodysence.jp/program/company/papamama
E-Mail:rootsoflife.toyama@gmail.com
担当者:スタジオマネージャー/広報担当 宮下こゆみ