ディセンス・インスティテュートの名前に込めた想い

私たちの活動に興味をもち、ホームページをご覧いただいている皆さま、ありがとうございます。
私、代表理事の高橋由紀と申します。

当法人は、2007年に設立した株式会社ベビーヨガアソシエイトとして続けてきた活動を継承するかたちで、2019年8月に設立いたしました。
当法人について詳しくは、<About Us をご覧いただければ幸いです。

ボディセンス・インスティテュートの名称にある「ボディセンス」とは何か?について、まず皆さんに知っていただけたらと思います。

当法人は、「ひとりひとりの本来持つ力を発揮できる世の中に」という願いを込め、すべての人がボディセンスを高め、より健康に生きるために必要な食・運動・ヨガ・ライフスタイルを提案していきます。

 

調からはじめたヨガ…
まさか自分が導者になるなんて

まだ高校生だったころ、私はつらい腰痛と子宮内膜症に苦しんで、健康とは程遠い状態でした。身体の調子が悪いと心の状態までアンバランスになり、外出するのが億劫になったり、何事にもやる気が起きない。
朝起きると全身がだるい、激しい痛みが腰を貫く…
そんな毎日でした。

今では、そんな時期もあってよかったと思えるくらいに、元気に過ごしています。もしそんな時期を経験しなければ、クラスで出会う生徒さんたちのしんどい気持ちや身体の感覚を理解したり、想像することができなかったかもしれません。

私がヨガをはじめた頃は、クラスでその時間のほとんどを寝て過ごしていたといっても過言ではないくらい、体が重く、ポーズをとること以前に、対位を変えるだけで辛い日もありました。

そんな私が、ヨガの指導者になる日が来るなんて…
想像もしていませんでした。
クラスに来られる方の中に「体が硬くて…」とか「ポーズがぜんぜんできないのですが良いのでしょうか?」などと心配される方がいますが、その度に、当時の自分を思い出し、「誰にでも、いつからでもはじめられる」ということを確信をもって伝えています。

 

当に自分らしく生きるって?

私がヨガに出会い、様々な不調を解消することができて、本当によかったなと実感するのは、自分が思っていることをすぐに行動にうつせるようになったことです。

困っている人に手を差し伸べるにも、自分の体が思うように動かなかった時は、何をするにもしんどく、目の前に困っている人がいても、荷物をもったり席を譲ったり、そんなちょっとしたこともできずに、悩みを聞いてあげる余裕もありませんでした。

でも、体が健やかだと自然に体が動くし、日々の暮らしの中で、辛いとか困ったなと思うことが少なく、ストレスも少ない。心にも余裕が持てます。

心と体は、繋がっていて、思ったことを実現する力は、思った通りに動くことができる「体」が支えているのです。

不調だらけだった頃の私は、本当に自分が心で思っていた通りに行動することはできず悶々としたり、自分の理想と現実がかけ離れていることにがっかりしたり、傷つくこともありました。

本当に自分らしく生きるためには、まず、健康な体を手に入れることが大切なのだと知りました。

 

ディセンスとは

私たちが、思った通りの動きを実現するためには、脳の中で運動野、大脳皮質、小脳、大脳基底核、脳幹、脊髄など様々な領域が連携して働きます。私たちの意識的運動(随意運動)および無意識的な運動は、触れることができる実体としての体や筋肉ではなく、脳が司っているのです。

私のように、どこかに辛い痛みや不調を抱える人にも、日常の姿勢や動作に問題を抱える人にも、運動が得意な人や素晴らしいパフォーマンスを生み出す一流のアスリートにも共通して重要な課題とは、私たちの脳の中にあるシステムの一つ、身体の使い方をよりよくデザインしていくことなのです。

それを私は、ボディセンスと定義しています。

 

Since Body / Since Sense

元々「ボディセンス」という言葉は存在しません。
体に備わる意識や感覚をあらわす造語です。
カタカナでは「ボディセンス」と表記しますが、その綴りを「Since(〜から)」と「Sense(感覚)」の意味を掛け合わせ、”bodysence”としました。
sinceとsenseを含む言葉として「体から」「感覚から」「本来備わった」というニュアンスをあらわしています。

 

ディセンスとは、体に備わる意識や感覚
能力や知恵のことをさします

ボディセンスを高めることで与えられる恩恵は、その人によって違います。ある人にとっては、姿勢の改善や辛い腰痛の改善に役立ち、ある人にとっては世界に通用するトップアスリートとして活躍することに繋がり、芸術家にとっては表現力やコミュニケーション能力が高まることに繋がることもあるでしょう。

それぞれにもつ、本来の魅力や能力を引き出し、真に自分らしく生きるために、ボディセンスを高めるヨガのプログラムを伝えています。

 

私の考案したヨガプログラムは、その対象者ごとに、アプローチが異なりますが、課題は共通しています。

それが「ボディセンスを高める」ことです。

赤ちゃんからシニアまで、辛い症状を抱える人も、そうでない人も、全ての人が取り組むことができ、QOLを高め、自立的な健康づくりをしていくことを目的としています。

この活動を通じて、日本社会をもっとよくする、地域がゆたかになる、家族が幸せになるために、貢献していくことが、私の夢です。

 

最後に、この法人を設立するにあたり、共に支えてくれたメンバーや、旧法人での活動期間も含め、私に素晴らしい学びや機会を与えてくださった先生方、修了生のみなさまに、この場をかりて深く感謝申し上げます。

 

2019年8月

一般社団法人ボディセンス・インスティテュート
代表理事 高橋 由紀