[開催報告]舟橋会館で初開催 企業主導型両親学級「赤ちゃんの健康を守るために」

一般社団法人ボディセンス・インスティテュートは、2025年5月11日(日) 舟橋会館にて、第5回 企業主導型両親学級「赤ちゃんの健康をまもるために」をテーマに開催しました。
前半は、一般社団法人ボディセンス・インスティテュート 代表理事 高橋由紀が、産前産後の養生法・赤ちゃんとの抱き方や遊びについて紹介しました。
後半は、小児科医専門医 尾上洋一先生が、「赤ちゃんの健康を守るために」ついて講義していきました。

開催概要

[日 時]2025年 5月11日(日)10:30~12:00
[会 場]舟橋会館(舟橋村海老江147番地)
[対 象]妊娠4ヶ月~10ヶ月/生後2ヶ月~1歳くらいまでのパパママ&赤ちゃんとご家族
[参加費]無料
[内 容]
前半:「産前産後の養生法・赤ちゃんとの抱き方や遊び」
講師:一般社団法人ボディセンス・インスティテュート 代表理事 高橋由紀

後半:「赤ちゃんの健康を守るために」
講師:小児科専門医 尾上洋一

産前産後の養生法・赤ちゃんとの抱き方や遊び

前半は、一般社団法人ボディセンス・インスティテュート 代表理事 高橋由紀先生が、産前産後の養生法・赤ちゃんの抱き方や遊びについて紹介しました。

赤ちゃんの健やかな成長には、パパとママからの抱っこやふれあいが欠かせません。元気に育ってほしいという想いから、いつもと様子が違うと心配や不安に感じてしまいます。
いち早くその変化に気付くようになるには、毎日触れてあげることやよく観察することがとても大切です。
赤ちゃんは急に体調を崩すことはないので、毎日たくさん身体にふれてあげて、優しく身体をケアする方法や手から感じとる力を高めていきましょう。
また、赤ちゃんの身体をたくさん動かして刺激を与えてあげることで運動能力や免疫力を高めてあげる事もできます。
由紀先生からは「パパやママの手で赤ちゃんの成長や発達を促してあげる事はたくさんあります。ふれあいを楽しみながら赤ちゃんとの時間を過ごしてください」と声をかけられながら、赤ちゃんとのふれあい遊びを体験していきました。

 

赤ちゃんの健康を守るために

後半は、小児科専門医 尾上洋一先生から「赤ちゃんの健康を守るために」をテーマに、赤ちゃんの泣いている時の対処法や寝かしつけについて講義していただきました。
赤ちゃんが泣き止まないと不安や心配になり、小児科や夜間救急に受診されるケースも少なくありません。しかし泣いているうちは、元気な証拠です。
特に生まれたばかりの赤ちゃんは、よく泣くことが多く、生後1ー2ヵ月頃に泣きのピークがあるという研究データもあります。
赤ちゃんが泣くにも理由があるので、「お腹がすいているのかな」「遊んでほしいのかな」など一つずつ試していくことで赤ちゃんの声を感じとれるようになるでしょう。

また、赤ちゃんの睡眠サイクルについてもお話いただきました。生まれたころの赤ちゃんは、まだ生活リズムも安定せず2ー3時間ごとに起きることがよくあります。
しかし、生後4月頃から少しずつ朝晩の生活リズムが整ってくるので、遅い就寝時間を避けたり朝は光が入るようになど、寝室の環境も整えていくと良いでしょう。
講義終了後は、赤ちゃんの眠りについての質問が多く「お昼寝を30分ほどしなくて心配」「赤ちゃんが朝方3時~4時頃に目が覚めてしまう」など赤ちゃんの成長を心配する声があがりました。
尾上先生からは「赤ちゃんにも個人差がありますので、元気があるのであれば特に問題ないです。赤ちゃんとの日中の過ごし方で、身体をよく動かすことで眠りにもつきやすくなりますよ」などパパママに赤ちゃんとの過ごし方についてもアドバイスされていました。

明治安田生命保険相互会社/舟橋村 舟橋会館

明治安田生命保険相互会社は、2023年11月14日に富山県舟橋村と包括連携協定を結ばれました。村民の健康増進や村民サービスの向上を図る事を目的とし、検診時の待ち時間を活用して脳や血管年齢を測定ブースや教室を開催してこられました。本事業の開催も地域の子育て支援のひとつになるようにとの想いで、富山県の自治体で初めて本事業を開催することができました。
明治安田生命保険相互会社 富山支社 西森万里子さんから「地域の健康のためにと活動をしていますが、このようなイベントに参加するとこちらが元気をもらっているなといつも感じています。相互効果でお互いにパワーアップできる良い取り組みだと感じています」と最後に温かいご挨拶をいただきました。
富山県内からのアクセスの良い舟橋村での開催は、富山県内各地から多くの方がご参加されました。

開催の背景・目的

本取り組みは、2022年、コロナ禍により行政及び産院での両親学級が中止され、産後うつが増大したことを鑑み、産後うつや孤独な子育て、虐待の防止を目的とし、産婦人科医師、助産師、栄養士、鍼灸師など様々な専門家有志の協力のもと、富山県にてスタートいたしました。

これまでに全47回開催し、530組750名以上のママ・パパが参加し、参加者アンケートからは、99%以上の満足のお声を頂いています。
また、協賛企業の社員の方が両親学級に参加されるケースも増え、社内の子育て支援としての役割、育児休暇中にコミュニケーションをとるきっかけとして、活用していただけるようになりました。

4年目となる今年は、開催エリアを県外へと広げ、富山県、石川県、大阪府にて、協賛および後援企業45社、1県1府全16市町村の後援により、2025年3月から2026年2月までに全28回、計560組の親子を対象に開催いたします。
また、富山県では、切れ目ない子育て支援の実現のため、親子が継続して参加できる場として、1歳~12歳親子向けのイベントの開催と、県内の高校とのキャリア教育としての協働事業に発展させてまいります。

社会全体でこどもを育む機運の醸成のために、本取り組みが全国に広がっていくことを願います。

本プロジェクトの協賛企業・後援

特別協賛(プラチナサポーター)
トヨタモビリティ富山株式会社、明治安田生命保険相互会社

協賛(ゴールドサポーター)
株式会社OKワールド、株式会社岡部、オダケホーム株式会社、有限会社ケアサポート・まき、医療法人社団 洸緑会、サニーライブホールディングス株式会社、立山科学株式会社、一般社団法人ばいにゃこ村、株式会社電陽社、富山ヤクルト販売株式会社、北酸株式会社、株式会社源、株式会社ヨシケイ富山

協賛(シルバーサポーター)
いわさき鍼灸院・整骨院、へスタイル&メイクアップ COEUR、株式会社SALVA、株式会社スギノマシン、クラデュース株式会社、株式会社富山銀行、日本海ガス株式会社、有限会社引網香月堂、株式会社フェイス・シマダ、北陸ポートサービス株式会社、株式会社ママスキー、医療法人社団吉本レディースクリニック、Lepola

後援
富山県・射水市・魚津市・小矢部市・黒部市・高岡市・立山町・砺波市・富山市・滑川市・南砺市・氷見市・舟橋村・能登町
株式会社北日本新聞社・ケーブルテレビ富山株式会社・富山テレビ放送株式会社・チューリップテレビ株式会社・はっぴーママ富山版・株式会社ママスキー
(敬称略・あいうえお順)

会社概要

会社名:一般社団法人ボディセンス・インスティテュート
代表者:代表理事 高橋由紀
所在地:富山県富山市永楽町 2-7
URL:https://bodysence.jp
E-Mail:mail@bodysence.jp
事業内容:子育て支援者研修及びボディワーカー・ヨガインストラクター育成事業/講師派遣

本件に関するお問い合わせ

会社名:一般社団法人ボディセンス・インスティテュート
代表者:代表理事 高橋由紀
店名:Roots of Life(ルーツオブライフ)
所在地:富山県富山市黒瀬北町 2-1-2 D-BASE2 階
TEL:050-5358-5837

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