［イベント］富山県黒部市で初開催！企業主導型両親学級「子育てをシェアすればみんなが幸せ」

一般社団法人ボディセンス・インスティテュートは、コロナ禍での妊娠出産に不安を抱える妊産婦とその家族向けに、マタニティ＆産後ケアサービス『企業主導型両親学級』を毎月テーマを変えて開催しています。

8月20日（日）は、初開催となる黒部市トヨタモビリティ富山黒部にて第10回の講座「子育てをシェアすればみんなが幸せ」をテーマに開催します。前半には、一般社団法人ボディセンスインスティテュート代表理事高橋由紀が、赤ちゃんの抱っこやおんぶの仕方、妊娠中や産後のお母さんの身体のケアについて紹介します。後半は、はっぴーママ GM 内山真理子先生に、子育てをみんなでする大切さについてお話ししていただきます。

赤ちゃんの抱き方とセルフケア

赤ちゃんをお世話する時１番多い時間は、抱っこをする時間です。授乳をする時や沐浴する時も必ず抱っこをしなくてはいけません。しかし、その抱っこの仕方を教えてもらう機会が少ないため、正しい抱っこの仕方がわからず、寝かしつけがうまくできなかったり、手が腱鞘炎になるなど赤ちゃんもママも身体に負担がかかっているという事が多く見受けられます。
この抱っこの仕方を妊娠中から知る機会があれば、出産後のイメージもつきやすく、不安に感じることも少なくなります。また、パパに教えてあげる機会をつくる事で、自身をもって育児に参加できるようになるでしょう。
抱っこが上手にできないと赤ちゃんの身体も緊張状態となり、強張ってしまいます。赤ちゃんが健やかに発育できるように、抱っこや赤ちゃんの身体をセルフケアできる方法を学んでいきます。

妊娠中＆産後の養生法

妊娠中～産後の期間は、身体が大きく変化していきます。そのため、腰痛や足のむくみ、背中のハリなど多くの不定愁訴に悩まされます。妊娠期は出産に向けて、体力をつけながら不定愁訴の解消し、前向きにお産ができるように導きます。産後は、一番ダメージを受けている骨盤からケアをしていく方法を学び、妊娠期間と同じくらいの時間をかけてゆっくりと回復にむけたケアの仕方を学びます。産前産後ともに大事な骨盤。骨盤の中にある骨盤底筋群にアプローチする事で、スムーズなお産、そして産後の回復に繋がります。

赤ちゃんをみんなで育て、幸せを感じる世の中に

家事や育児をする時間は、ほぼママがしていると答えられる方がとても多いです。パパの育休取得率が上がってはきましたが、どのように赤ちゃんのお世話をしたら良いのか、産後のママの身体を休ませるためには、何をしてあげたら良いのかがわからないパパも多いのです。
夫婦で話会う時間を作ることが、解決方法の一つとなり、自分が大切にしている時間や不得意な家事がある事などを共有することで、役割が明確になっていきます。様々なサービスを賢く利用することで、子育てをより楽しめる時間にも繋がります。

開催概要

［日　時］2023年 8月20日（日）11:00～12:30
［会　場］トヨタモビリティ富山黒部（黒部市荻生8727-1）
［対　象］妊娠4ヶ月～10ヶ月までの妊婦さんとご家族、生後2ヶ月～1歳くらいまでの赤ちゃんと保護者
［参加費］無料
［内　容］

前半「妊娠中・産後の養生法、赤ちゃんの抱き方とセルフケア」
講師：一般社団法人ボディセンス・インスティテュート代表理事高橋由紀

後半「子育てをシェアすればみんなが幸せ」
講師：はっぴーママ GM 内山真理子

開催の背景・目的

一般社団法人ボディセンス・インスティテュートは、これまで産前産後マタニティヨガやベビーヨガ、赤ちゃんのやわらか抱き方講座、ベビーヨガセラピーなどのプログラムを通して、妊娠中から産後のママと赤ちゃんの心と身体のケアに携わって参りました。

そんな中、近年のコロナウイルス感染拡大に伴い、子育て支援センターの閉鎖や、行政施設・病院でのパパママセミナーやマタニティクラスの中止が増えました。ただでさえ初めての妊娠・出産はわからないことだらけで不安や負担が大きく、産後鬱病になる確率は約10％と言われ、社会問題となっています。

産後鬱や孤独な子育てを防ぐため、産前教育を広く行き渡らせること、産後の負担を軽減させる知識の提供、パパにも積極的に参加していただき育児への参加を促すこと、相談できる交友関係やアドバイスをもらえる専門家との出会いを創出するなど、地域の子育てを応援するべく、民間主体となって誰でも参加できる無料のイベントを行うことといたしました。各家庭や行政だけではなく、地域全体で子どもを育てていくという風土の醸成のため地域の企業を巻き込み活動を広げていきます。