［お知らせ］富山県令和5年度こども・子育て応援とやま賞受賞

2024年2月29日(木)に一般社団法人ボディセンス・インスティテュートは、富山県令和5年度「こども・子育て応援とやま賞」を受賞いたしました。
この賞は、地域におけるこども・子育て支援等に積極的に取り組み、優れた成果をあげている個人、団体、企業又は事業者へ賞を贈られます。この度、
2022年コロナ禍から始めた企業主導型両親学級を始め、ライフスタイルスタジオ「Roots of Life TOYAMA」での妊娠中から産後赤ちゃん連れで参加できるヨガクラスなどの活動を評価していただきました。

企業主導型両親学級は、私たちだけではなく協賛や後援をしていただいている企業様、快く講義を担当してくださる特別講師の皆様、運営のサポートをしてくださる関係者の方々のおかげで成り立っています。みなさまのおかげでこのような素晴らしい賞をいただくことができました。

富山県内で2023年生まれた赤ちゃんの数は5859人で、統計史上初めて6千人を下回ったことがわかりました。全国的にも少子化は加速しています。安心して子育てができる環境となる事が、少子化の歯止めになると考えます。そのためには、産前教育の充実、相談できる場や頼れる人との出会い、働くパパやママをサポートする企業の理解が必要不可欠です。企業主導型両親学級では、その課題を解決できるように様々な方たちにご支援・ご協力いただきながら開催しています。社会全体で子どもを育む風土を富山から発信し、子育てがしやすい環境となるよう、今後も活動に取り組んでまいります。

企業主導型両親学級について

企業主導型両親学級は、これまで市町村単位または産院が主催し開催してきた産前教育の機会としての「両親学級」を、全国初の取り組みとして、⺠間主導でおこなっていくサービスです。
参加者は、妊娠4ヶ⽉から10 ヶ⽉、産後2ヶ⽉から1歳くらいまでの⾚ちゃんとご家族を対象とし、参加費は無料となります。
本イベントの開催は、富⼭県内の25社の協賛企業、富⼭県など自治体が後援し、開催しています。
対象は、富⼭県内で⼦育てをする家族とし、妊娠期・出産・産後の時期を過ごしている家族を⽀えます。

詳細はこちら：https://bodysence.jp/program/company/papamama

産後鬱や孤独な子育てを防ぎ、社会全体で幸せな子育ての環境を

初めての妊娠・出産はわからないことだらけで不安や負担が大きく、産後鬱病になる確率は約10％と言われています。コロナ禍以降では、妊産婦の約3割が産後うつの恐れがあるという研究結果も出ています。産後鬱や孤独な子育てを防ぐためには、産前教育等を広く行き渡らせること、相談や手助けを求める事ができる環境を創出していくことが必要と考えます。「⼦育てのしやすいまちづくり」のためには、⾏政の施策だけでもなく、保育園や教育機関の取り組みだけではなく、働くパパやママをサポートする企業の理解など社会全体で意識を向けていけば、双方にとって良い関係や環境を築き上げる事ができると信じています。